Diary2014/10-A |
10月01日:アナログシンセサイザの製作 (22) ADSRの部品実装開始、90%程度完了しましたが、部品の購入ミスがあり、入手するまでは完成できず。 |
10月02日:アナログシンセサイザの製作 (23) 先日回路設計したNGとMixerのパターン設計が完了しました。 |
10月03日:アナログシンセサイザの製作 (24) ADSRのボード作製開始。8割方終わり。回路設計で使用するトランジスタについて、大電流時の特性が不適と思ったので品種を変更することにしました。再購入が必要です。また、電源部の設計で安全性を改善する必要があるため、回路を追加・変更することにしました。 |
10月04日:アナログシンセサイザの製作 (25) 折角の休日なのに昼過ぎまで寝てしまい時間を無駄にしてしまいました・・・。とはいえADSRとNG&Mixボードの作製はそれなりに進み、後は手持ちに無い部品を購入すれば一通り完成予定です。 |
10月05日:アナログシンセサイザの製作 (26) 結局今週末も引きこもってました。VCFとVCAの回路設計完了させました。VCFはVoltage Controlled Filterの略で、制御電圧信号によって特性(具体的にはカットオフ周波数)が変わるフィルタです。Analog 2.0と同様に、有名なMini Moogのフィルタを採用しました。このボードについては、OPアンプを使わず、すべてディスクリートトランジスタ構成としてみました。VCAはVoltage Controlled Amplifierの略で、こちらは制御電圧信号で電圧ゲインが変化します。アナログシンセに良く用いられてきたCA3080というOTAを少し入手できましたので、こちらを使用したいと思います。OTAはOperational Transconductance Amplifierのことで、制御電流によってトランスコンダクタンスを制御することができ、基本的にはトランジスタのgMがICに比例することを利用しています。このOTAの出力をOPアンプのI-V変換回路で電圧信号とします。ADSRやGate信号によってこのVCAのゲインを変化させ、シンセサイザの最終的な出力が決まります。 ちなみに、現在の進捗は下記のような状況です。利用できる自分のリソースの大半を投入している今日この頃。このまま続けられれば、今月中の完成も可能かもしれません。
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10月06日:アナログシンセサイザの製作 (27) 本日は以前書いた電源の安全性改善の回路設計を行いました。具体的にはリレーを使用して電源をON/OFFする回路です。 |
10月08日:アナログシンセサイザの製作 (28) LFOの追加部分であるDelay回路の設計ができました。この回路はGate信号の入力されてからLFOの振幅が徐々に立ち上がる回路です。以前から使用してみたかったLED-CdSフォトカプラを採用した回路としています。この部品は抵抗値の上昇が遅いため、問題なくできるかは実験してみないとわかりません。完成したら特性をとってみたいと思います。 |