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09月25日:アナログシンセサイザの製作 (16)

 昨日のジッタの問題は、各端子を追っていったところ、CV端子がオープンのためノイズを拾っていたと判明。GNDにしたところOKになりました。実機ではCVは低インピーダンスになるので回路としては特に問題ないようです。

 続いて全波整流回路ベースで設計した三角波変換回路。机上設計では気づきませんでしたが、この回路は鋸波のリセットタイミングでグリッジが生じてします。最終的にはVCFでカットされるであろうということで、まずはそのまま。また、若干波形崩れがあり、これは鋸波の正負振幅のアンバランスが原因のようなので後で対策します。

 最後に作製の矩形波変換回路はデューティー変化幅が設計値以下でした。原因は振幅制限に使ったツェナーの立ち上がりが低いためのようです。VZの高い物に変更します。ということで、VCO一通り問題抽出と対策案は出ました。もう少し。

09月26日:アナログシンセサイザの製作 (17)

 VCOに付きっ切りだったので、気分転換にADSRの検討を少ししました。いろいろな作例で用いられている555タイマーベースでいろいろ考えましたが、結局RadioJunkBoxさんの回路に行き着きました。Sustainを上下に変更ができて無駄も無い印象です。

09月27日:アナログシンセサイザの製作 (18)

 VCO部分の修正を行いました。リセット部分のコンパレータ回路に遅延を持たせ確実なリセットとすると共に、マイナス側の振幅も調整できるようにしました。これで問題が解決できそうですが、手持ちでベストな値の部品が無いので、明日ADSR部分と含めて購入予定です。

09月28日:アナログシンセサイザの製作 (19)

 本当なら買い物に出かける予定でしたが、どうせなら仕事帰りに買ったほうが時間節約と思い、結局引きこもって設計を続けました。今日NG, Mixer, ADSRの回路設計が完了しました。結構進みましたが、大まかな構成は他の方の作例を参考にしたので定数の設定といった作業に近いです。NGはNoise Generatorの略でその名の通りノイズ発生器で音声用と制御用両方に使われるとの事。トランジスタのEB間逆耐圧ブレークによるノイズを使用する、Analog 2.0ベース回路構成です。

 次にMixerですが、これは一般的なOPアンプ回路のミキサーで、VCO,前述のNG,外部信号の三系統をミキシングできます。最後のADSRはAttack-Decay-Sustain-Releaseの略で、EG(Envelope Generator)の方が一般的な呼び方のようですが、鍵盤が押されてからの立ち上がり(Attack)、減衰(Decay)、保持(Sustain)、余韻(Release)を制御する回路です。先日書いたとおり、555タイマーを使用した回路です。

09月29日:アナログシンセサイザの製作 (20)

 今日は一部の部品の買い物のみで、帰宅後もOTAの選定程度。どうも疲れが大きく。

09月30日:アナログシンセサイザの製作 (21)

 少し体調は回復。ADSRについてSustainの部分を少し変更。その後パターン設計を行い70%程度完了。

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