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06月02日:平渓線と野人谷

 三連休ということで、以前から計画していた平渓線に乗ってきました。平渓線は台北近郊を走るローカル線で、路線距離は12.9km。炭鉱のために敷設された線ですが、現在は観光メインとなっているようです。

 三連休前の目論見では、早めに出かけて一日満喫する予定でしたが、目覚ましを寝ぼけて消す、二度寝、準備を怠ったことで当日準備が中々終わらないことなどで出発は昼以降に。しかも平渓線に到達までにミスが重なり、瑞芳駅へ到達できたのは夕方5時近く担ってしまうという体たらく・・・。


これが瑞芳駅です。

ちなみに駅前はこのような感じ。

 平渓線一日周遊券を購入すれば、各駅で自由に乗車下車が可能です。窓口にメモを書いて出せば購入可能で、たったの52元!

 列車の時刻は、右写真のように表示されています。左から列車番号、行き先、列車種別、路線、プラットホーム、出発時刻、状態(遅延等)のようです。ちなみに改札は有人改札でした。




今年運行開始のEMU800型。
台北方面に出発。

遅めの昼食を食べていたら、DL牽引の
貨物列車が。撮り損ねました。無念。

 結局乗る17:08発の列車も20分ほど遅延。もう17時半です・・・。なお、この路線を走るのは日本車輛製造の気動車DR1000型。カミンズ製350PSディーゼルエンジン駆動で液体式変速機との事です。



この時点の乗車率は座席が
全て埋まる程度。

車両は山の中を進んでいきます。

 到着したのが十分駅。途中の写真は結構混んできたので撮れていません。この先(写真の右)は観光地的に賑わっています。本当は禁止ですが、線路上を観光客が通行するのが日常のようです。


 十分大瀑布が定番で、そちらを見に行く予定もありましたが、もう時間も無い。主目的のひとつ、野人谷を目指します。野人谷とは路線No.795(旧No.16)のバスが一日2本だけ行く、終点のバス停です。日本人の台湾バスマニアのサイト「台湾公車迷」(とても参考にさせていただいています)の記述がかなり気になったのでどうしても行ってみたくなりました。



山道を息を切らしつつ上ること40min。

野人谷到着!



なにやら古びた石柱が!期待!

あれ、普通に人がいそうなところに?

 先を進むものの結局それらしきものは見つからず。日も暮れてきて時間のリミットが迫り、引き返さざるを得なくなってしまいました。

 そんなこんなで中途半端なまま十分駅に戻るともはや20時近く真っ暗に・・・。ここから台北市内に帰る795に乗るのもメインの目的だったので、バス停で待つわけですが、事前に調べた時刻と違う感じが・・・。しかもバス停名も違わないか?


 と不安になってましたが、ほぼ事前にネットで調べた時間にバスは到達。車体を豪快にロールさせつつワインディングロードを台北に向かいます。ヤッホー。1hほどでMRT木柵駅に到着。さすがに疲れて写真はナシ。21時半で家に到着、今日の旅行終わり。やはり時間切れ感が大きいので、また今度チャレンジしたいです。

※なお、「野人谷 廃墟」で調べたところ、前述の方のブログが引っかかり、どんなものかはわかりました。しかもストリートビューでも見られるという。うーん、なんて時代だ。(ひとつ道が違ったようです)


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