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日記2004/10-D


10月25日:依頼品の進捗

依頼品のトレモロ(エフェクタ)はテストから帰ってきました。その結果
いくつかの改善する項目が出てきました。うまく改善したいところです。
もう一つのヘッドホンアンプはメータの駆動回路がやっと出来そうです。



10月26日:CD等購入

SPARTAのporcelainとSYSTEM OF A DOWNのtoxicityを買いました。当初は
DATSUNSを買う予定だったのですが国内版しかなかったので今回は見送り。
他にフーガのすべて購入。今後V8 4.5Lが追加されると書いてありました。
かなりプレミアムな感じになると思いますが、上級車のシーマの立場は
どうなるのでしょうか。あと電池切れの腕時計を電池交換に出しました。



10月27日:エフェクタ改良

 試作したエフェクタの性能が要求水準に達してなかったので改良作業に
取り掛かります。まずオフ時の音痩せを防止するために価格二倍の3回路
フットスイッチの採用。また低域の性能を向上させるために入出力部分の
カップリングコンデンサの容量を大幅に増加させます。コンデンサの品種も
カップリング用と電源用も汎用品からオーディオ用のニチコンMUSE(緑)に。
それから可変範囲に不満のあるというエフェクト範囲も最適化します。

そのほかに音量が小さいという話があったのですが、これはどうもギターの
出力インピーダンスはかなり高い(100kΩオーダ)事が影響していそうです。
実際出力インピーダンスの低いライン出力からのテストでは、逆に音量が
大きくなっていたことからもその可能性が高そうです。よって今の試作機の
入力インピーダンスではあまり具合が良くないだろうと思うので、余った
オペアンプの回路を使ってバッファを入れようと考えました。ただ一般的な
ボルテージフォロアそのままでは、単電源動作のエフェクタには使えません。
入力にバイアスをかける必要があります。今そこを詰めているところで、
それなりに改善は出来そうです、ただ基板の改造は結構大変な作業です。



10月28日:運が悪いのか

 予定されていた授業が急遽中止になってしまいました。多少研究したので
そろそろ帰ろうと、研究室を後にした直後に指導の院生と鉢合わせしました。
この前作成したグラフをやり直してほしいとの指示。色々トラブルがあり
思ったより時間がかかってしまいましたがグラフの作成は終わりました。



10月29日:今週のワールドロックナウ

 今週のワールドロックナウはリクエスト特集「ギターリフこの一曲」で、
THE DATSUNSやZEPPELIN等々好きなアーティストが結構かかっていました。
でTHE MUSICも掛かっていてやはり良いなあと思ったのですが、以前店頭で
見たらCCCD仕様だったので結局買うのはやめてしまいました。残念です。



10月30日:治具の作成

 アンプを作っているときなどに、実際に信号を入力してテストしたいときが
あります。こういうとき便利なのが入力端子やボリューム、出力端子等です。
今日はこれらが簡単に出来るような治具を整備しました。ひとつは入力端子と
2連ボリューム、ICクリップを組み合わせたもので、もうひとつはヘッドホンの
ジャックとICクリップを組み合わせたものです。以前から同じようなものは
作ってあったのですが、つくりが悪かったので新調したというわけです。



10月31日:文化祭に行く

 今年も大学の文化祭に行きました。今回行ったのはまず電子工学科。
色々展示されていた中で面白かったのが、洗濯物をたたむロボットです。
洗濯物の識別から行い柔らかい衣服を取り扱うのは、かなり難しいもの
だと感じました。次に鉄道研究部です。友人がいたので色々話しました。

最後にオーディオ技術研究部。大型のバックロードホーンにパイオニアの
高級AVアンプ、三管プロジェクター等を組み合わせて、イノセンスを上映
していました。全編は見られなかったのですが、音響が素晴らしく、特に
銃撃戦のシーンではすごい迫力でした。7.1ch(たしか)だったので、急に
後ろから銃声が聞こえたときには、思わずビクッと驚いてしまいました。


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