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2002/3の日記B
3月9日
“OML訪問-後編-”
店を後にしマンション群を抜け、OMLに到着した。
デスクの上にはKA7ESが天板を外しておいてあった。
内部を見せてもらうとシャシーは銅メッキされブロック分けされていて、
下手なアンプの電源のものよりずっと良さそうな大型の電解コンデンサーと
トランスが目にとまった。電源を入れるとスイッチのランプが点滅し、
音も無くキャプスタンモータが回りだした。MDR-Z900を貸してもらい
視聴させてもらった。短い時間だったが最高級機にふさわしい音だと思った。
つづいてDATテープのダビングを行った。これは私達が高校生の頃に
友人のM氏の歌った曲等を録ったテープだ。曲といっても叫び声やらささやきやら、
わけのわからない代物である。当時覚えたてのミキサー技術等を駆使し、
まともに録った部分もある(内容は変わらないが)。これを私のポータブルDAT DTR-80Pと
BAKABON氏のZA5ESとの組み合わせで行った。かなりオーバークオリティだと思った。
それからメインシステムを見た。アンプとスピーカーは山水、CD,DAT,ACCは
ソニーのESシリーズで統一されていてバランスが取れて見えた。
ただヘッドフォンリスニングがメインでスピーカーにはほとんど投資していないとの事。
確かに古いミニコンのスピーカーで釣り合いが取れていなかった。
サブシステムはJA3ES,XA3ESがあり、ビデオ関係はDVL919(DVD/LD),BS23(SVHS),
三菱のテレビが配置されていた。BS23はバブル期のだけあってしっかりして見えた。
その他にはNikon,CONTAXの最高級1眼レフF4,RTS3を見せてもらった。
ディティールを細かく比べたことは無かったが、シンプルなRTS3と業務用然とした
F4とでそれぞれ個性が見出せた。フィルムが入っていたRTS3を持って眺めた後
F4を空撮りさせてもらった。言われたとおりレスポンスは素晴らしかった。
瞬時にモータが回転しきちっとピントが決まるのは気分が良かった。
最後に出品する時のためということで?KA7ESの写真をとっておいた。
その後マンションから出てamokaji氏と合流、バーミヤンに行くが満員。
外車販売店でF40を見るついでにということでちょっと離れたバーミヤンに向かった。
残念ながらF40は工場に行っていて見れなかったが、モデナが2台並んで
置いてあったのは迫力があった。卒業式を終えた高校生で込み合うバーミヤンで
食事をとった後駅前のPCジャンク屋を経て駅に到着。そこから帰途に着いた。
<<写真はこちら>>
3月10日
“マランツとデノン経営統合”
AV機器メーカーのデノンとマランツが経営統合するそうだ。
マランツとデノンというと、ピュアオーディオ機器分野では
不況の中健闘していると思っていたので、正直今回の話には驚いた。
デノンは昨年リップルウッドの傘下に入ったばっかりだったし。
今後両者は製品開発や販売は今までどおり分割して行い、研究開発や
生産等を統合していくそうだ。だが体力の無くなったメーカー達が
窮地に追い込まれている中、数年後にはエンブレムの差のみに
なってしまうことにはならないで欲しいと思う。
ニュースリリース(デノン)
報道資料メニュー(マランツ)
このメニューにpdfファイルがあります。
”33年前のテープ”
家には親が録音した昔のテープが結構存在する。その中にその年毎のヒット曲を
集めたものがある。年代は69〜87年。今日その69年を聞いてみたのだが、
もうレベルメーターが振れず、ノイズの中にかすかに曲が聞こえる程度までに
減磁してしまっていた。(テープはTDK C90F)
その後に83年のテープを聞いてみた。しかしこれは音が随分こもっている。
こんなものかと自分の最新録音を聞いてみた。これも音がこもっている。
どうもおかしいと思ったら、69年のテープの磁性体がべっとりとヘッドにくっついていた。
教訓:バックアップはお早めに。古くなったテープには気をつけましょう。
3月11日
“PC分解”
いつも使っているPCのDC入力が接触不良になってしまったので
修理することにした。2回ほど分解しているのだが2回とも最後のディスプレイの
取り外しができず途中中断だった。今回はディスプレイ部も外さないといけない。
いろいろ調べていくうちに、ネジがカバーされていて見えなくなっているのがわかった。
その目隠しシールをはがしネジを開け、ディスプレイの取り外しに成功。
はんだクラックが生じている場所を手直しし修理終了。
3月12日
“片付けた”
年末に多少片付けた私の部屋ですが、まだかなり散らかっていました。
しかし6月にもう引越しがあるため、片付けないわけにはいきません。
というわけで1日中片付けをしていました。(結構昼寝していたが)
まあまあ片付きましたが新学期前には完全にしておきたいです。
3月13日
“トランジスタ技術購入”
電子技術の雑誌トランジスタ技術を購入した。
いつもはハイレベルで付いていけなかったが、今月号は基礎関係の特集で
役に立ちそうだと思った。
“今日のハードオフの注目品”
特になし。
強いて言えば山水のダイレクトロードデッキとソニーのスペアナ付きデッキぐらいか。
“空気入れテスト”
以前修理した空気入れを実際に自転車に使用してテストしたところ、
実用範囲ではもれないことが確認された。
3月14日
“DVD-CAM新型発表”
現在家庭用ビデオカメラではテープを使ったDV方式が主流になっている。
昨今オーディオ用、据え置きビデオ用ではディスクメディアによる、
テープメディアの置き換えが進んでいる。オーディオ用ではすでにMDが
カセットテープを上回り、ビデオ用ではDVD系メディアが脚光を浴びている。
このような状況下、ビデオカメラにディスクメディアを適応しようという考えが
出てくるのは当然のことだと思う。私が覚えている中で古いのは、日立が開発し、
97年初頭に発売したmpegカメラMP-EG1がある。これはmpeg1で映像を圧縮し、
ハードディスクに記録するもので。デザインがなかなかかっこいいものだった。
記録時間は20分ほどで、今の感覚でいうと動画対応のデジカメのようなものだったが
当時結構注目した記憶がある。後継機種として同年末にMP-EG2が発売されたが、
その後新型の話は聞かない。
時は経ち2000年初頭ソニーがMD DATA使用したMD DISCAMを発売した。
これも最大20分しか記録できず動画記録デジカメのようなもので、
後継機も無くメディアも含め表舞台から消えてしまった。
その約半年後に日立から今日の表題にあるDVD-CAMが発売された。
型式はDZ-MV100。mpeg2圧縮を用い8cm径のDVD-RAMを使用し、
長時間モードでは片面1時間両面2時間録画が可能になり録画時間の短さという、
ディスクメディアの短所を抑えていた。これはmpeg1からmpeg2に進化し、
圧縮率が向上したことや、メディアの容量が増加した結果だと思う。
しかし主流がDVに映っていたことや、ビデオカメラメーカーとして有名ではないこと、
(とは言っても90年代前半は割とビデオカメラが多数ラインナップされていたが)
などの理由からか販売はあまりパッとせず、このまま消えてしまうのではないかと心配していた。
しかしその心配が確信へと変わりつつあったこのごろ、ついに新型が発表された。
型式はとで相違点はDV-MZ250とDV-MZ270の2機種で差はUSB1.1と2、
液晶ディスプレイの2.5型と3.5型そしてデザイン等のようだ。進化したのは、
DVD-Rに対応したこと、VBR(variable-bit-rate?可変ビットレートモード)
を搭載した点のようだ。個人的にデザインが良くなったのは注目点だ。。
はっきり言うと旧型は古っぽくあまりかっこいいといえるものではなかったが、
新型になって、物欲を沸かせるような私好みなデザインになったと思う。
特に270の艶ありブラックとシルバーなんかはかなり好きな組み合わせだし。
欲しいけど使い道がまったくと言っていいほど無いんだよなあ(笑)
3月15日
“オーディオラック改良”
当サイトのオーディオシステムのページに写っているように、
私のオーディオラックは自作のものだ。このラックには剛性が低いという
欠点がある。ようは押すとゆらゆらしてしまうのだ。原因は簡単で
単に補強をつけなかっただけなのだが、万が一ラックが壊れて
デッキが大破してしまっては泣くに泣けないので、補強することにした。
ジャンク箱に入っていたL字型の金具を上段と中段に取り付けた。
これである程度剛性は上がったが、これではまだ不足のようだ。
しかしこれ以上の改良はデッキを全部出す必要があるので、
引っ越す際にでも行おうと思う。
3月16日
“A-360その5”
数週間前に修理したA-360だが、巻き戻しが使えなくなってしまっていた。
原因を調べてみるとベルトのスリップだった。プーリーがツルツルになっていた。
そこでプーリーの接触面をヤスリで荒げたところ動くようになった。
一発ではなかなかうまくいきませんね。
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