ウォークマンWM-FX70(簡単なメンテ)

10年前のチューナーつきウォークマンで、通学時AMラジオのエアチェックテープを聞いたりするのに使っています。
今回リバースがうまく働くなったためメンテを行いました。ついでに使えなくなっているチューナーに関しても調査しました。


まず裏のカバーを外しました。この作業は引っかかるところが多くあり苦労しました。
こういったポータブル機器はネジが非常に小さいので注意します。





 こっちのプーリーは溝が深いので綿棒が入りませんでした。
そこで厚紙を使うことにしました。



 フレキシブルケーブルを取り外し、完全に二つに分けました。
ここでチューナーともうひとつの基板をつなぐケーブルが断線しているのがわかりました。
その結果チューナーが使えなくなっていたようです。これは直すのに手間がかかりそうなので放置します。




 基板を持ち上げるとリールドライブやメカ駆動系が見えます。
金色のプーリーの間にある機構がリバース時に関係してきます。
そして左端のギアとその上にあるプランジャがメカの切り替えに関係しています。
今回は元々グリスがあったと思われる箇所にグリスを塗っておきました。



 動作に異常はないようです。


 ジャンクカセットからテープとリールを取り出してオープンリール運用。(意味なし。)


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