カセットデッキ TEAC V870(内部紹介編)

コード年代測定法によると1987年ごろTEACのデッキのようで、
当時の最高級デッキV-970Xからキャリブレーション、dbxNR等を省いた弟機のようです。
今回は内部の紹介とちょっとしたメンテナンスを行いました。


上下から
まあ標準的な印象ですね。このデッキは回路を小さくシンプルにするという
コンセプトだったらしく、確かに基板は小さくまとまっています。

トップパネル
トップパネルには制振材のようなものが張られていてずっしりと重くなっています。

メカ前部
メカを取り外してみました。フロントパネルとコネクタを取り外せば、簡単に取り出せます。
しっかりとしたヘッドブロックが印象的で、なかなか良さそうです。
同時期のAKAI製のデッキと比べると相当シンプルで、メンテナンスはしやすそうです。

メカ後部
左からキャプスタン、リール、メカ駆動の各モータが見えます。
調べたところによると、リバースデッキのR-919Xと部品がかなり共用されているようです。

キャプスタンとフライホイール
フライホイールのベルト通過部を掃除しておきました。
左のキャプスタン軸にはフランジをつけた状態にしてあります。

メカ駆動カム
奥に見える黒くつぶれているのがメカ駆動カムです。
カムが手前に見えるバーを動かし、ヘッドブロックを上下しています。
TEACのこのメカは、カムの上に見えるプーリーとゴムベルトの故障が多いようです。
スリップしてしまうと再生できなかったりテープが取り出せなくなってしまったりします。
この場合ゴムベルトを交換する、プーリーを清掃するなどして対処します。

EMヒステリシスブレーキ
このデッキの売りでもある?E・Mヒステリシスブレーキです。
これは電磁結合によるブレーキで、バックテンションを安定させます。
またアイドラは以前TEACに修理に出した時に交換してもらったので、
劣化している様子はありませんでした。酷使しているので心配でしたが問題ないようです。
ホーム
オーディオのメニュー