カセットデッキ AKAI GX-R70のページ


概要


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AKAIの2ヘッドクイックリバースカセットデッキです。
メカ駆動も合わせて3モータ、キャプスタンベルトドライブです。
機能としてはリニアタイムカウンター、CRLP(自動録音設定)IPLS(頭だし)
プッシュ式録音レベルコントロール、パワーローディング等々です。

その頃のアカイのリバースカセットデッキ小史(筆者推定)
AKAIA&D
GX-R99
GX-R88
GX-R77GX-R70GX-R70EXGX-R75CX
GX-R66GX-R60GX-R60EXGX-R65CXGX-R3500
HX-R44HX-R40

外見上は殆んど同一の物、A&DブランドGX-R75CXも売っていました。
R70には多少の錆があったのですがR75の半額だったためR70にしました。



ディスプレイ・ボタン類


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FL管式の表示で、リニアタイムカウンタ、走行方向、NR等十分な情報を
表示します。レベルメータはピーク/スペクトラムスイッチで
高域と低域別表示にすることも可能です。(写真がそうです)
・高域がかなり低くなってますがこれが正常なのか不明
ノイズリダクション関連のボタンはここに集中しています。
dbx搭載機はR-999XにつづいてMZLで2台目です。



操作系


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この時期のAKAIのデッキに共通する操作ボタン群です。
下にはプッシュ式のレベルコントロール、
オートフェーダ等の録音系があります。
プッシュ式のレベルコントロールは使いづらそうですが、
スピードが可変することもあり、使ってみると問題は無いようでした。



内部


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基板2つのそれなりに詰まった物です。配線も複雑。



メカ


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メカニズムはベルトドライブのキャプスタンに、ギア駆動リール台。
モータ構成はキャプスタン、リール(ドア開閉と兼用)、メカ各1モータです。
メカはテープエンドセンサーによりクイックリバースになっていて、
反転時の音の途切れはかなり少なくなっています。
メカ動作は軽快そのものでストレスを感じさせません。



電気二重層コンデンサ?


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GX-R99なんかは記憶保持にニッカド電池を使っていて、
液漏れが発生しやすいのですが、この機種には電気二重層コンデンサ?
が使われていて、今のところは問題発生してはいないようです。



電源トランス


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容量は19.9VA



HX-R40との比較

フロントパネル


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レベルメータ、パネル材質、録音コントロール系などが異なり、
同一テイストながら高級感は薄れています。



ディスプレイ・ボタン類


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HX-R40はLED表示のレベルメータです。このメーターはちょっと
音楽録音用途にはセグメントが少ないと思います。私はラジオの
録音にしか使ってないので、今のところは問題ありませんが。
R70と違いカウンターは機械式、テープセレクターは手動になっています。
ここにはタイマー動作、リバースモードなどのスイッチがあります。



操作系


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操作ボタンはほぼ同じで、録音レベル調整がスライドフェーダになっています。
この調整方法はGX-R60と同じですがつまみが異なっているようです。
ここにはR70には無い左右独立のマイク入力が備えられています。



内部


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コントロールが単純になったせいか、基板が一枚になり、すっきりしています。



メカとトランス


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メカは電動ドアが省略された他はほぼ同一のようで、動作は快適です。
トランスはGX-R70より容量が小型の物が使われていました。



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